ワンコをお迎えする前に必要なもののひとつに「水飲み器(給水器)」があります。
ワンコもヒトと同じように、水分は絶対に必要ですよね!水飲み器はケージと比べると安いので、いろいろと試して我が子(ワンコ)に合うのを確かめることも。
筆者の経験上では、ケージにいる時間が長いときと短いときで使い分けた方がいいです。
水飲み器には大きく分けて3種類あります。
- ケージに取り付けるタイプ(ペットボトル)
- お皿タイプ
- 噴水タイプ

筆者は3種類全て試しましたので、それぞれのタイプのメリット・デメリットをお伝えします。
筆者の結論は
ケージにいる時間が長いとき
→ケージに取り付けるタイプ
ケージにいる時間が短いとき
→お皿タイプ
がお勧めです♫
ケージに取り付けるタイプ

ケージに取り付けるタイプは、ペットショップの生体販売の子犬が使っていたりするので、見かけることも多いと思います。
メリット
- 場所を取らない
- 頻繁に水を変えなくてよい
- ワンコが倒す心配がない
- 値段が安い
デメリット
- 飲み口の下が水浸しになる
- 飲み口の衛生面が気になる
- 洗いにくい
- 設置の高さをミスるとワンコが困る
- ペットボトルに水を入れすぎると、水がでない
- 2頭以上いる場合は順番待ちになることがある
お皿タイプ

お皿は、ごはん用のものを使用できるので、ごはん以外のときは、水飲み用として使うのもいいかもしれないですね。
メリット
- 下にダンボールなどを入れれば高さの調整もできる
- ひと目で今入っている量がわかる
- 洗うのが簡単
- 2頭までなら同時に飲める
デメリット
- 他のタイプに比べて入る量が少ない
- ゴミが入りやすい
- 洗う回数が増える
- ワンコが倒す可能性がある
噴水タイプ

噴水タイプはペットショップなどで展示販売しているところもありますね。見た目も華やかなため、セレブやYouTuberが使っているイメージがあります。(偏見かな?)
メリット
- 見た目がおしゃれ
- フィルターで軟水にできる
- 他のタイプよりも水が多く入る
デメリット
- 電気代がかかる
- 放っておくと赤カビが発生する
- 洗うのが大変
- モーター音でワンコがビビる可能性がある
- 値段が一番高い
ケージにいる時間が長い場合
日中のお留守番などでケージにいる時間が長い場合は、ケージに取り付けるタイプがおすすめですね。
一番のメリットである場所をとらないということが大きいです。また、ペットボトルに入る量も多いので、部屋が暑いなどがなければ飲み干すこともないでしょう。
お皿タイプや噴水タイプは、どうしても設置場所が必要なので、ワンコが自由にできるスペースが減ってしまいます。
ケージにいる時間が短いまたはあまり使用しない場合
うちのココ(トイプードル10歳)とルル(ヨークシャーテリア3歳)は、エアコン掃除の業者さんなど家族・友人以外が自宅に来る場合をのぞき、基本的にヒトと同じスペースで一緒に過ごしています。
なので、ケージは緊急用として使っています。
お皿タイプは一番シンプルで使いやすく、洗いやすくて衛生的です。
他のタイプと比べて、水を入れる回数や洗う回数は多くなって手間は増えますが、プラスに考えれば新鮮な水をワンコが飲めますよね。
よって、ごさまる家では現在は「お皿タイプ」を使っています。
噴水タイプの問題点
噴水タイプは見た目はおしゃれで、商品パッケージには「いつでも清潔でおいしい水を」と書かれています。
ですが、それはヒトが毎日1回は洗う必要があるけどね!という条件付きです。
赤カビが発生する
筆者は2種類の噴水タイプを使用しましたが、両方とも赤カビが発生しました。
説明書には「赤カビは健康上は問題ありません」と書いていますが、我が子に飲ませるものにそれを見た上で与えられますか?

しかも一度赤カビが発生すると、フィルターを交換してもすぐにまた生えてしまうんですよね。
なにかいい方法があったのかもしれませんが、結局はイタチごっこになりそうだなと思ったので使うのをやめました。
洗うのが大変
噴水タイプは、容器の中にモーターが入っているので他のタイプよりも、つくりが複雑です。
そのため、洗うときにはモーターのケーブルを抜いて、モーター部分と容器部分を分けて洗剤で洗う必要があります。
さらにモーターを分解して洗うことを説明書では推奨しているので時間がかかります。
分解には工具は必要ありませんが、バラして洗って、泡を水で流して、元の形に組み立て直す必要があります。
これが週1回ならまだいいですが、毎日1回か2日に1回になるとキー!!となります。

ワンコがモーター音に慣れない
噴水タイプは、中に入っているモーターで水を噴き上げているので、「モーター音」が必ず発生します。
うちのルル(ヨークシャーテリア3歳)は、ビビりなので「モーター音」にビビって、いつも水を飲むときはビクビクなりながら飲んでいました。

使って半年ほどたってもまだビビっていたので、繊細なワンコやビビりのワンコの場合はやめといたほうがいいです。
まとめ
ケージにいる時間が長い場合、短い場合でタイプを変えてあげるといいと思います。
もしもずっとケージに取り付けるタイプを使っていて、お皿タイプに変えたいけどワンコが飲むか不安というヒトもいるかもしれませんが、大丈夫です。
ワンコは天才なので、すぐに理解して飲みますので安心してください。今日もワンコと一緒に幸せな一日にしましょう♫