ワンコを家族としてお迎えする前の必ず準備する物のひとつに、「ケージ」があります。
「ケージ」とは、天井から床までが全て柵で覆われているタイプの囲いをいいます。
スチールや金網製で頑丈なものが多いですが、折りたたみできる布製のものもあります。
※布製の商品は「ソフトケージ」もしくは「ソフトクレート」と呼ばれる。
引用元:ANA Travel&Lifeさま
ケージは、はじめての寝る場所であり、トイレを覚える場所であり、最も安心できる場所です。
一方、家族目線だと毎日観察する場所であり、はじめてのしつけ(主にトイレ)をする場所です。家族としてお迎えした後はずっと使います。
結論、何がベストなのかだけ知りたい!という方は、目次で「これが答えだ!」をご覧ください。
ケージは買い替えできない
ケージは小型犬用のものでも畳み半畳分ぐらいありますので、お店で見ると小さく見えますが、自宅に設置すると『意外とでかい!』と感じます。
そのため、もし買い替えたいと考えても購入前に
- 今まで使っていたケージを解体
- ヒモなどでまとめる
- 粗大ゴミとして捨てる(お金がかかる)
この手順が必要で、とても大変で面倒くさいです。
また、ワンコは自分の匂いがついたものや家族の匂いがついたものを好むため、買い替えるともう一度匂いをつけなくてはなりません。
よって、最初によく考えて買って、買い替えしない方がワンコにとっても家族にとっても絶対に良いです。
掃除のしやすさで選ぶと後悔しない
ココ(トイプードル10歳)を家族に迎えて、約7年ですが、「もし2022年の今ケージを飼うなら?」絶対に外せない条件を考えました。
- 掃除がしやすい
- スライドドア
- 細かく分解できる(いずれ捨てるときのため)
細かく見ていきます。
掃除がしやすい
ケージにトイレシートを重ねても、柵に近いところでオシッコをしてしまうことがよくあります。
そういうときは、トイレシートの裏側と床面のトレーもオシッコで濡れていることが多く、トイレシートはそのまま捨てて、床面のトレーはぞうきんなどで拭く必要があります。

このとき、トレーを引き出せないタイプだとワンコ用のドアから手を伸ばして拭きますが、柵を持ち上げながら拭くため、大人の男性でも大変でめっちゃストレスです。
ワンコはちゃんとトイレシートでやってるから怒ることもできないし、モヤモヤします。
しかも、こういうのって連続で起きたりするんですよね!柵の下をキレイに拭かないとニオイのもとになったり、柵が錆びます。
トレーが引き出せるケージであれば、トレーだけを引き出して、サッと拭くことが可能なのでストレスがありません。
スライドドア
ケージには必ずワンコが出入りするためのドアがついています。前に開くタイプのドアとスライドドアがありますが、スライドドアをおすすめします。
スライドドアであれば、音を出さずに開閉できます。一方、前に開くタイプのドアだと前に障害物があると開けれませんし、中途半端に空いているときには、ワンコが誤ってぶつかり、大きな音がでて、事故につながる可能性もあります。

細かく分解できる
ワンコはわたしたちよりも先に天国に行ってしまいます。別のワンコを新しく家族に迎えるときが来るとしても、それは10数年後です。
そのときには、ケージもかなり劣化しているでしょうから、安全を考えて古いのは捨てるほうが良いでしょう。
細かく分解できるのであれば、一部は燃えないごみ袋に入れることが可能です。
よって、捨てやすいかという視点でも確認したほうが良いでしょう。
これが答えだ!
2022年現在で、沖縄のペットショップで購入するとして、これがベストです!

ココを家族に迎え入れた7年前にも同様のケージはありましたが、トレーが引き出せないタイプの1.5倍以上の金額だったこともあり、購入しませんでした。
今はきっと、トレーを引き出せるタイプを選ぶヒトが増えてきたので安くなったんでしょうね。
まとめ
筆者の自宅では、人間用のベッドでココ(トイプードル10歳)とルル(ヨークシャーテリア3歳)は一緒に寝ていますが、ケージは必要です。
例えば、エアコン掃除の業者さんなど家族や友人以外のヒトが自宅に入る場合です。そういうときには、ケージに入れて接触させないようにしています。万が一、噛み付いたら大変ですからね。

よって、どれだけなついていても、おとなしい性格でもケージはワンコが家族として暮らすかぎり、ずっと必要なものです。
購入するときには慎重に選び、ワンコも家族もストレスなく過ごせるようになってくれれば嬉しいです♫