沖縄県で小型犬の里親になるときに必要な譲渡契約書!ポイントをわかりやすく解説します

ワンコの里親になりたい!と考えた方は、譲渡(じょうと)契約書の内容を見て、理解する必要があります

譲渡(じょうと)契約書とは、あなたとブリーダーさんが約束をすることです。ワンコをお迎えしたあとに
「わたしはこの約束を必ず守ると誓います」という宣言です。

約束を破った場合には、この譲渡(じょうと)契約書が裁判で使われるので難しい言葉で書かれています。

なので、重要なポイントだけをワンコがまだ家族にいないヒト目線で優しく詳しく解説します。

  • 譲渡犬を生涯育成し、適切な食料、医療行為、生活環境を提供する
  • 場合によってはブリーダーさんに譲渡犬を返すことができる
  • 定期的にブリーダーさんに譲渡犬の様子などを連絡する
目次(もくじ)

譲渡犬を生涯育成し、適切な食料、医療行為、生活環境を提供する

まずは最も大事なことを一番最初に書いています。わたしなりに解釈するとこのようになります。

ワンコを死ぬまで愛し続けて、毎日のごはんやオヤツ、お水を飲ませましょう。
ケガをした場合や具合が悪そうなら動物病院にすぐに連れていきましょう。
あなたとワンコが平穏に安心して暮らせるような家にしましょう。

これって結婚式の誓いに似ていますね。

神父さん

汝(なんじ)、健(すこ)やかなるときも、病(や)めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも貧しいときも、これを愛し、うやまい、なぐさめあい、共に助け合い、そして命ある限り真心を尽くすことを誓いますか?

次にやるべきことやってはいけないことを具体的に紹介します。

やるべきこと

  • ノミ・ダニ駆除やフィラリア予防をする(医療行為/月1回)
    ごさまる家のココ(トイプードル10歳)とルル(ヨークシャーテリア3歳)は月に1度、ノミ・ダニの駆除やフィラリア予防ができる「ネクスガードスペクトラ」を食べています。

    動物病院で購入できます。

 「ネクスガードスペクトラ」の有効期間は1ヶ月です。沖縄はほぼ1年中、蚊がいるため毎月食べさせる必要があります。

1月や2月の寒い時期は、自宅では見かけませんが公園で散歩するときなどにはいるのかもしれませんね。

引用:ノミダニフィラリア.com

ネクスガードは、ワンちゃんが食べやすいソフトチュアブルタイプのノミ・マダニ駆除薬です。植物由来(大豆)かつ牛肉風味の経口剤で、多くのワンちゃんが喜んで食べています。

引用:ノミダニフィラリア.com

 上記のように喜んで食べると宣伝してますが、ココとルルはそのままでは食べません!

 1個を4つに割って「ワンコ用チーズ」にくるめて、その上に「ワンコ用チュール」をかけると食べます。ルルは最初はそのままでも食べましたが、ココを見て美味しい食べ方を学習してしまいました😁

  • 混合ワクチン・狂犬病予防接種(医療行為/年1回)
    混合ワクチン・狂犬病予防接種は年1回の注射なので、動物病院などで一瞬で終わります。

ココは診察台の上にいくと、「ぬいぐるみモード」で全く動かないので、いつも獣医さんと看護師さんに褒められます。(ココは緊張すると「ぬいぐるみモード」になります笑)

  • 室内で飼うこと、夏場はクーラーで室温調整
    ワンコは室内で飼いましょう。沖縄は基本的に暑いですが、冬は風がつよくて、とても寒い日もありますよね。

    室内であれば、風も防げるし防寒できます。夏はクーラーを26度前後にして、ヒトもワンコも快適に過ごせるようにしましょう。
  • トイプードルなどの毛が抜けにくい犬種はトリミングを行うこと

トイプードルやヨークシャーテリアなどの犬種は、毛が抜けにくいため定期的にトリミングをして、毛をカットする必要があります。ごさまる家では、約2ヶ月に1度行っています。

トリミングでは、毛のカットはもちろん、爪のお手入れ耳掃除もやってくれて全身をキレイにしてくれます。

やってはいけないこと

  • 殺傷、虐待、保健所への持ち込み、1ヶ月以上の第三者への飼育の委託
    やってはいけないことは、最も大事なことの反対にあたる行為ですね。
  • 繁殖に利用しないこと

場合によってはブリーダーさんに譲渡犬を返すことができる

新たな大きい病気が見つかった場合

事前に伝えられていない病気が、家族に迎え入れてから約2ヶ月(60日間)の間に発覚した場合です。

お迎えしてから、2週間ほど経過して新しい環境に少しずつ慣れてきたら、動物病院で健康診断をしましょう。そのときに大きな病気が見つかったらブリーダーさんに報告して、相談しましょう。

ですが、ワンコを返すという判断は難しいかもしれません。現在の家族とワンコの親密度や治療に必要な期間、治療費用などを総合的に判断する必要があるでしょう。

新しい環境に順応できていない場合

ブリーダーさんが自宅訪問をして、ワンコが新しい環境や家族に順応できていないという判断がされた場合です。この場合は、家族に迎え入れてから3ヶ月経過後でもブリーダーさんに返すことができます

順応できていないと判断するのは、以下の症状が現れたときです。

  • 皮膚炎になるほど体を舐める
  • 下痢を繰り返す
  • 嘔吐を繰り返す
  • 重度の食欲不振
  • 脱毛

動物病院での相談・治療を行っても改善が難しい場合は、ヒト・ワンコの双方にとっての最善策をブリーダーさんといっしょに考えましょう。

定期的にブリーダーさんに譲渡犬の様子などを連絡する

 次の場合に、ブリーダーさんに連絡しましょう。

  • お迎えしてからの一週間は毎日1回、動画で状態が分かるように近況報告をする。それ以後の1年間は毎月1回、さらにその後は年1回〜2回程度の近況報告をする。
  • 失業、健康的問題などにより飼育が困難になった場合
  • ワンコが死亡した場合
  • ワンコが行方不明になった場合
  • 住所、連絡先の変更の場合

定期的にブリーダーさんに連絡をして、いっぱい可愛がってます♡ということをアピールしましょう。

まとめ

重要なポイントは以上ですが、細かいこともいっぱい書かれていますので、すべて目を通して納得した上でワンコをお迎えしましょう。

ブリーダーさんから里親になるときは、場合によっては返すことができるというのが大きなポイントですね。

初めてのワンコお迎えをする方に参考になれば嬉しいです♫

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